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​​​まちかどシートについて

「町角にアートシートを!」ーー新建新聞社は、ご賛同いただけるアーティスト・協力工場と共に、この取り組みを下支えし、実務面を担います。現場シートを、現場「アート」に。施主も町の人もよろこぶ、建物からのご挨拶。

町にアートを掲げよう

現場シートは建物の顔

木の家を造る職人は、道具を手入れすることと、現場を掃除して帰ることを務めとします。それをモラルとし、ゆるがせにしないことが、良い仕事を生む基本だと身体に刷り込まれているからです。
建前(上棟)したら、落下防止などの安全性を考え、足場を組み、仮設シートを張り巡らせます。そして、ぴしっときれいに張られた仮設シートの上に、工務店名と、その工務店の特長を掲げた現場シートを貼ります。このシートは、工事期間中、ずっとその建物の顔になります。

現場をメディアに

現場は、およそ6カ月間。その期間中、絵や写真などをシートに印刷して、「町角アート」として展覧してはどうか、というのが私たちの提案です。いうなれば、現場のメディア化。
ささやかな試みでありますが、近所の人や前を通る人が思わず立ち止まって見上げ、つい嬉しくなったり、感興を誘われたりしたらいいのでは、と。
それが「まちかどシート」に込めた思いです。

建てた後にも楽しむアート

工務店や建築主は、好きなデザインを選んで、これから建てられる建物に用いてください。そして、仮設足場が撤去された後、建物の引き渡しの時に、「まちかどシート」も建築主に引き渡していただき、生活の中でアートとして楽しんでもらう。そんな暮らし方が広がっていけば、自分たちの住む町がもっと楽しくなるはずです。

手軽にご参加いただけるように

アーティストから寄せられた図画・写真を、「まちかどシート」にレイアウトし、印刷のためのデータを作ります。大きさは、当面1800×1800mmのサイズとし、縁にロープを通すハトメと、強度を保つためのミシンによる縫製を四周に施し、この部分を額縁と見立てます。額縁の中に、工務店の名前を刷り込まず、「町角アート」に徹することを作り方の基本とします。

制作は、最新鋭の機械と印刷・縫製技術を持った協力工場に依頼し、ご発注からおよそ10営業日で仕上り、全国に発送されます。
4枚1組を1シリーズとして構成されますが、注文は1枚から可能です。

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